小学生のタブレット教材で非常に人気の高い「スマイルゼミ」と進研ゼミの「チャレンジタッチ」。
2択で考えている小学生も多いと思いますので、2つのタブレット型通信教育を比較検討していきたいと思います。
どちらの教材でも、楽しく学びながら動きのある学習をすることができ、家庭での学びの充実と確かな学習習慣の定着を促して学ぶ姿勢をしっかりと作っていくことができると思います。
意欲的な学びへの好奇心を引き出しながら学びの土台をつくって先を見据えた勉強ができるように、どういったところが違うのか、何を重視した教材なのかという部分を特に注目して「スマイルゼミ」「チャレンジタッチ」比較をしてみましょう。
スマイルゼミ×チャレンジタッチを徹底比較
それでは「スマイルゼミ」と進研ゼミ小学講座の「チャレンジタッチ」を比較してみましょう。
主に<基本情報><学習内容><タブレット性能>から比較をしていきたいと思います。
基本情報で比較
スマイルゼミ | <基本情報> | チャレンジタッチ |
---|---|---|
株式会社ジャストシステム | 運営 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
全学年 | 対象学年 | 全学年 |
なし | テキスト教材 | 一部あり |
小学1年生 3,600円 小学2年生 3,900円 小学3年生 4,400円 小学4年生 4,900円 小学5年生 5,400円 小学6年生 5,900円 |
受講費(/月) | 小学1年生 3,343円 小学2年生 3,343円 小学3年生 4,062円 小学4年生 4,865円 小学5年生 5,632円 小学6年生 5,779円 |
小学1年生 35,760円 小学2年生 37,200円 小学3年生 37,200円 小学4年生 49,200円 小学5年生 55,200円 小学6年生 61,200円 |
受講費(/年) | 小学1年生 32,460円 小学2年生 32,460円 小学3年生 41,100円 小学4年生 49,128円 小学5年生 58,620円 小学6年生 59,808円 |
大きな違いはテキスト教材でしょう。
テキストを全く利用しない「スマイルゼミ」と、定期的に紙ベースのテキスト教材を併用する「チャレンジタッチ」。
受講費に関してはそれほど差はありません。
学習内容で比較
スマイルゼミ | <学習内容> | チャレンジタッチ |
---|---|---|
・国語 ・算数 ・理科 ・社会 ・英語 ・プログラミング |
教科 | ・国語 ・算数 ・理科 ・社会 (・英語) (・プログラミング) |
〇 | 教科書準拠 | 〇 |
━ | 添削システム | 〇 |
体感ワーク | メイン学習 | メインレッスン |
〇 | レベル別学習 | △ |
〇 | 応用・発展学習 | 〇 |
〇 | 保護者サイト | 〇 |
「スマイルゼミ」
全教科で英語・プログラミング学習をすることができます。さらに記述学習を重視しているカリキュラムで、タブレット上に直接記述することで思考力を養いながら書く力や表現力を育成。体感ワークではアニメーションや音声などを多用して動きのある学習。基礎の基礎からしっかりと理解を積み上げていく学びの動線になっています。
「チャレンジタッチ」
プログラミング学習は4年生~6年生に対応しています。赤ペン先生による個別の添削指導、キャラクターが一緒になって学びを応援してくれます。楽しく遊びながら学ぶことができるアプリや実際に体験をする教具など、タブレット学習と体験学習・テキスト学習を組み合わせた学習法で総合力の育成。
タブレット性能で比較
スマイルゼミ | <タブレット性能> | チャレンジタッチ |
---|---|---|
「スマイルタブレット3」 | 端末 | 「チャレンジパッド2」 |
Android | OS | Android |
16GB | メモリ | 16GB |
270mm×180mm×10.2 mm | 本体サイズ (W×H×D) |
271mm×204mm×16mm |
10.1型(1280×800) | 液晶サイズ | 10.1型(1280×800) |
約560g | 質量 | 約760g |
静電容量式 | タッチパネル | 抵抗膜方式 |
表面:200万画素 裏面:500万画素 |
カメラ | 表面:200万画素 裏面:500万画素 |
microSD | カードスロット | microSD/microSDHC |
・ACアダプター ・デジタイザーペン・専用カバー |
付属品 | ・ACアダプター ・専用タッチペン ・専用カバー |
タブレット性能に関しては「スマイルゼミ」のほうが高品質になっていると思います。
自分に合った学びをしていこう!
・楽しく勉強がしたい人
「チャレンジタッチ」がおすすめ。
ゲーミフィケーション要素が多くキャラクターを全体的に押し出している教材なので子供のやる気を引き出していくことができます。「スマイルゼミ」も楽しい学びをすることができますが、より学習習慣や学ぶことの楽しさ実感したいのなら「チャレンジタッチ」のほうがいいでしょう。
・理解度に応じた勉強
「スマイルゼミ」がおすすめ。
電源を入れると学習進捗や理解度に応じた優先学習講座が表示されたり、理解度に応じて復習を促してくれる学習動線になっています。全国の膨大な学習データから理解を促す学習動線、それぞれの得意・苦手に応じた勉強で各教科総合的なレベルアップを進めていきやすい教材。
・自立した学習ができるようにしたい
「スマイルゼミ」がおすすめ。
学習習慣だけでなく自発的な学びや勉強に対する意欲を伸ばしたい人は「スマイルゼミ」がおすすめ。スターアプリ制度やワクワクする体感ワークなど自立した学習を身につけていくことを大きな柱にした教材だからこその学びができます。
・テキスト学習も一緒にやりたい
「チャレンジタッチ」がおすすめ。
「スマイルゼミ」はタブレット端末だけでの学習なので、テキスト学習や紙教材に書く学習をしたい人は「チャレンジタッチ」。赤ペン先生による添削指導もあるので、タブレットでのデジタル学習とテキスト学習を組み合わせた相乗的な勉強をすることができます。
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