タブレット教材

タブレット形式の学習教材は教材ごとに教育方針だけでなくシステムや利用端末なども違います。

色々な教材をみているうちに「結局どの教材がいいんだろう?」「何を中心に選べばいいんだろう?」となってしまうものです。

タブレットで勉強しようという学びへのモチベーションを維持していくためにも、教材選びはとても重要。

タブレット学習教材を選ぶ際のポイントや考慮しておきたいことなどを考えてみましょう。より良い家庭学習ができるように、まずは教材をじっくりと比較しながら自分に合った学びができるタブレット教材に取り組んでいこう。

教材選択のポイントや考え方など

タブレット教材の選び方

タブレット学習教材は非常に効率よく学習の幅を広げてくれる学習法。

しかしどの教材でもいいというわけではなく、個々それぞれ学力や目的・学習環境などが違うわけですから、自分に合った学びができるのもが適切。

教材選択のポイントや重点に考えていきたいことなどを考えてみたいと思います。

・学習の流れを確認しよう

教材ごとに学習の流れに違いがあります。

「映像授業」を中心とする学習スタイルの教材もあれば、アニメーションのワーク学習を基本とする教材、テキストと併用しながら勉強を進めていく教材などそれぞれのタイプを知ることからはじめてみましょう。

毎日の学習の流れを確認するだけでなく、長期的な視点で教材を捉えた時の学習の流れも確認しておく必要があります。

例えば受験生であれば受験対策をどういったカリキュラムで進めていくのか、テスト対策はどのような内容になっているのかなどの全体の学習の流れの確認も必要でしょう。

学習の流れや動線を確認してそれぞれに合った取り組みができるかどうかを比較していくことで、より無理のない学習サイクルで学ぶことができます。

・学習内容、アプローチ、レベル など

学習内容、学習アプローチ、学習レベルの確認は大切なポイントでしょう。

タブレットで学習をするうえで「見る・聞く・話す・書く・動かす」などの多様なアプローチ、デジタルやタブレットだからこその機能やシステムを使って勉強をしていきたいはずです。勉強をどういったアプローチで進めていくのか、学力を定着させるためにどんな学習法で取り組んでいくのかなど、教材の内側をできるだけ知ることで学びたい教材を見つけていきましょう。

学習レベルについては、基本的には基礎レベルを中心とした勉強には対応をしています。教科書に合わせた勉強ができる教材もありますし、繰り返しスモールステップで基礎から実力に応じたレベルアップができる教材もあるので、基礎を確実に身につけていく学びにタブレット教材は向いています。一方で応用レベルや発展レベルといった高いレベルに対応している教材は限られてきます。自分の目指すものや学力レベルに応じて各教材の学習レベルをしっかりと確認しておきましょう。

・利用端末

教材ごとに利用する端末が違います。

主に「iPad」を使う教材、「iPad」or「Android」で学べる教材、そして「専用タブレット端末」で学ぶ教材の3つのタイプに分けられます。

自分が持っている端末から選択するのもいいのですが、できれば本当に学びたい教材で勉強したほうがベスト。

専用タブレット端末の場合は、別途タブレット代が発生することがあるのでしっかりと確認をしておきたい部分ですが、学習に特化している端末なので集中して勉強をしやすい環境をつくることができ、多機能を搭載しているのでメリットも大きいスタイルだと思います。

・書く学習・記述学習について

タブレットという性質上あまり記述学習や書いて学ぶという学習スタイルに向いていない傾向があります。

だからといって書く学習・記述学習を疎かにすることはできませんのでしっかりと考えておきたいポイントのひとつ。

記述においての各教材の考え方は、「タブレットに直接書き込む」「テキスト教材で記述学習」「特に記述学習には力を入れていない」の3タイプに分けることができます。

記述学習は宿題や学校の授業で対応しているからタブレット教材には求めていない人もいるでしょうし、逆にしっかりとした記述力を身につけていきたいと考えている人もいますので、まずは書く学習・記述学習に対してどのように考えていくかを決めたうえで比較をしていこう。

・受講費

受講費や会費も教材選択の大きなポイントとなると思います。

高い教材が良いのではなく、たとえ低価格で学べても自分の学習スタイルに合っていれば当然それは良い教材ということになります。

だからこそ考えておきたいのは、受講費と学習内容のバランス。
設定されている受講費で納得できるような内容であればよいと思います。

基本的には毎月○円というような金額設定がされていますので、継続して取り組んでいくうえで家計なども考慮して決定をしてください。一括払いで受講費が安くなるので受講を決めたら一括での支払いの検討をおすすめ。

総合的な判断を!

各教材を比較していると、「これはココがいいんだけどココが良くないなぁ」「この機能がこっちの教材にあったらなぁ」というように、良い機能以外のところが気になると思います。

もちろんすべて希望通りの教材があればそれに越したことはないですが、なかなかそういう教材はないのが現実。ですので、一番学びやすい教材、継続して取り組めそうな教材、求めている目標・レベルに応じた学びができる教材など、総合的に判断をしていくこととなります。

絶対の外すことができない機能やポイントを押さえながら、積極的に資料請求や体験を行ってより良いタブレット教材で充実した学びをしていきましょう。